講演会詳細


群馬大学アナログ集積回路研究会


題目: 「歴史と今 --- 先人たちの苦闘、今に残る混乱」
講師: 源代裕治先生(ザインエレクトロニクス)
日時: 2018年10月23日(火)16:00-17:30
場所: 群馬大学理工学部(桐生キャンパス)3号館509号室(E大教室)
概要: 回路の歴史は19世紀とともに始まると言って良いでしょう。
Kirchhoffの回路法則はMaxwell理論より早く、1845年に登場します(ただしそれが回路網の公理として電磁気学から独立するのは、
ずっと後の時代になってからでしょう)。
20世紀に入ると真空管が発明され、エレクトロニクスの時代が幕を開けます。
その真空管の時代も50年ほどで過ぎ去り、主役はトランジスタからICへと移って行きます。
CMOS時代は今に続きますが、既に30年は経ったでしょうか。
CMOS ICしか知らない世代も増えて来ました。
先人たちの目線に立って過去に学び、歴史的現在を知ることで、今に生きる知恵にしたいと思います。