講演会詳細


群馬大学アナログ集積回路研究会


題目: 「産業を“Individual”にする〜超小型デバイス製造システム・ミニマルファブの開発と実用化」
講師: 原史朗先生(産業技術総合研究所)
日時: 2019年5月28日(火)12:40-14:10
場所: 群馬大学理工学部(桐生キャンパス)3号館509号室(E大教室)
概要: 産総研では、2008年からクリーンルームが不要でハーフインチウェハを用いる、
少量向けの新しい超小型半導体システム〜ミニマルファブモデルを提案し、
実際に150社と開発してきた。
少量デバイスは、品種毎には小さな存在だが、 多品種少量マーケット全体では、
大量生産マーケットに匹敵する規模を持っている。
ミニマルファブを使えば、工場投資はメガファブの1/1,000となり、
ユーザ が自ら一人で集積回路を製造できるようになる。
すでに、主要装置は商品化され、 数百トランジスタの集積回路を僅か4,5日で
試作できるレベルに達している。
本講演ではその概要とミニマルファブを用いてもたらされる、
ユーザが主役の産 業の未来像を述べる。
参考資料:
https://www.youtube.com/watch?v=6kWS9Wy6WdA
https://unit.aist.go.jp/neri/mini-sys/fabsystem/minimalfab.pdf