講演会詳細


群馬大学アナログ集積回路研究会


題目: 「2019年度版半導体技術の概要と動向」
講師: 中谷隆之先生(群馬大学協力研究員/東京電機大学非常勤講師)
日時: 2020年1月21日(火)12:40-14:10
場所: 群馬大学理工学部(桐生キャンパス)総合研究棟502号室
概要: 本講演前半では、半導体製造プロセスの概要について解説します。後半では
半導体技術動向について、微細化動向、DRAM,NAND技術動向および実装技術動向に
ついて概観します。

内容
1)半導体技術概要
 ・ムーアの法則による高集積化と微細化
 ・CMOS,DRAM,NANDとは

2)半導体プロセスの概要
 ・前工程と後工程プロセス
 ・LSI設計は言語設計
 ・シリコンウェハ製造
 ・前工程プロセスの概要
  トランジスタ工程と配線プロセス
 ・後工程プロセスの概要
  ウェハプローブ試験、ダイシング、パッケージプロセス

3)微細化技術動向
 ・微細化トレンド
  スケーリング則と寸法定義
 ・微細化トランジスタ構造(プレーナ構造からFinFETへ)
 ・微細化ロードマップ
 ・最先端Logic,SoC微細化にはEUV露光技術がKey
 ・DRAMは微細化限界へ
 ・NAND大容量化は3D NAND技術でブレークスルー
 ・先端パッケージ(実装)技術は3D化へ
  3Dパッケージ技術動向

4)まとめ
 ・More than Moore多様化する半導体技術