講演会詳細


群馬大学アナログ集積回路研究会


題目: シミュレーションはいつでも絶対正しいか?
講師: 桑名杏奈先生(群馬大学)
日時: 4月23日(月)14:20-15:50
場所: 群馬大学理工学部(桐生キャンパス)3号館509号室
概要: シミュレーションでは、 現象を支配する物理法則を数式などで表現し、
それをコンピュータが計算できるよう数値モデル化して、
コンピュータにより計算することで、 現象をコンピュータ上に描き出すことができます。
近年では、様々な高機能なシミュレータが無料でも利用できます。
物理法則や数式を知らなくても、シミュレータを使えば、 簡単に高度なシミュレーションができます。
しかし、シミュレーション結果は常に絶対正しいといえるでしょうか?
結果をそのまま鵜呑みにして、よいでしょうか?
ここでは、シンプルな微分方程式を例に 物理的におかしいシミュレーション結果が出てくる例を紹介します。