応用科学学会事務局 拝啓 深秋の候、会員の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素より当学会に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年の(一社)応用科学学会主催 秋季シンポジウムは、 『人工知能とひと』と題しまして、12月3日(木)に開催いたします。 Webにて申し込み受付しておりますので、 下記にご案内申し上げます。 皆様のご来場をお待ちしております。 =========================================================== ◆◇◆ 応用科学学会 秋季シンポジウム 2015 ◆◇◆ 日時:2015年12月3日(木)13:30-17:45 会場:東京理科大学森戸記念館第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2) 講演会・パネルディスカション 13:30-17:45 懇親会    18:00-20:00 シンポジウム詳細はこちらから>>> http://www.ohyokagaku.org/lecture/symposium15/ お申し込みはこちらから>>> https://ssl.alpha-prm.jp/ohyokagaku.org/symposium2015.html =========================================================== ▼概要▼ 秋季シンポジウム「人工知能とひと」 シンポジウム参加費 一般3,000円、学生1,000円 <イントロダクション>  人工知能という言葉が急に騒がれ始めた。第3次のブームとも言われている。  人工知能搭載「ロボット」「掃除機」「洗濯機」「スマホ」などと命名された 製品が氾濫してきている。身の回りの機械だけでなく、人工知能知財戦略支援 システムのようなソフトウェア・プロダクトも検索することができる。また、 「人工知能が人間の職業を奪う」という記事も目につくようになってきた。  関連する情報がどんどんと溢れ出すと、確かにブームと言わざるを得ない。 だとすれば、「ブーム」にはいつか終わりが来るはずだ。過去2回のブームの 失敗を繰り返させないためには、様々な情報に踊らされることなく、真の状況を 捉えておく必要があるだろう。我々は人工知能の研究開発の経緯、そして人工 知能を謳った製品を正しく理解し、どう発展させていくべきかを 考えなければならない。  今年5月、物理学者スティーブン・ホーキング博士が「次の100年間のある 時点で、コンピュータは人工知能によって人間の能力を超えるだろう。それが 現実になったとき、われわれはコンピュータが人類の目標と異なる目標を 持たないように気をつける必要がある」と講演した。  本年の応用科学学会秋季シンポジウムでは、「人工知能とひと」と題し、 3つの講演とパネルディスカッションを開催することになりました。ブームを ブームで終わらせないために、我々「ひと」は何をすべきかを議論して いきたいと考えています。参加される方々からも多数のご意見を期待しています。 13:30-17:30 <特別講演>『PepperとPepper for Biz           〜ロボットと共に暮らし共に働く世界〜』 ソフトバンク株式会社 法人事業開発本部 事業開発統括部 統括部長 中野 晴義  ソフトバンクは2015年6月、感情を持ったヒューマノイドロボットとして Pepperを販売開始。続いて10月にはビジネスシーンを変革すべく、 法人向けモデルとしてPepper for Bizの提供を始めました。なぜ今ロボット なのか、そしてロボットが人々の生活やビジネスシーンにどのような インパクトを与えるのか。Pepperを活用したビジネス変革事例も交え、 ロボットと一緒に生活し、仕事をする世界についてお話します。 <基調講演>『人工知能は人間を超えるか           -ディープラーニングの先にあるもの-』 東京大学大学院 工学系研究科技術経営戦略学専攻 准教授 松尾 豊  本講演では、人工知能の最新動向、特にディープラーニングを取り巻く状況 について述べる。人工知能の歴史を紐解きながら、ディープラーニングのもつ 意義を解説し、今後の研究の進展について概観する。また、こういった人工 知能の変化が、今後、どのように社会や産業を変えるのか、人工知能の未来 について解説する。 <講演>『コグニティブデバイス実現へ向けたハードウェア技術の新潮流』 日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所サイエンス&テクノロジー部長 新川崎事業所長 折井 靖光氏 IoT時代が到来する中、エッジ(端末)側での高度な処理が重要となって きており、クラウドとエッジの役割分担を考える必要がある。エッジ側で、 高度な処理をさせるために、デバイスの低消費電力化は必須で、そのために、 生物の脳を摸倣した脳型半導体の開発が活発になってきている。本講演では、 このような半導体に必要とされるデバイス技術、実装技術に関して議論する。 <パネルディスカッション> 『人工知能とひと』 モデレータ:久保 文雄(一般社団法人応用科学学会理事) パネリスト:[講師]中野 晴義、松尾 豊、折井 靖光   [一般社団法人応用科学学会]兵庫 明(理事) □懇親会 18:00-20:00   会場:東京理科大学理窓会(新宿区神楽坂2-6-1 PORTA神楽坂)   会費:3,000円(学生1,500円) シンポジウム詳細はこちらから>>> http://www.ohyokagaku.org/lecture/symposium15/ =================================== ◆お申し込みはこちらから https://ssl.alpha-prm.jp/ohyokagaku.org/symposium2015.html =================================== ======================================  応 用 科 学 学 会  事務局  〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1  関東学院大学理工学部 水井研究室内  TEL/FAX:045-545-0133 E:mail:info@ohyokagaku.org  http://www.ohyokagaku.org/ ======================================