題目: | 「Delta Sigma ADC and DAC for Hi-Fi Audio and next trend」 |
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講師: | 浜下浩一 先生(旭化成エレクトロニクス) |
日時: | 2020年7月6日(月)12:40-14:10 |
インターネット配信。 受講希望者は事務局(kuwana.anna[at]gunma-u.ac.jp)にご連絡ください。ZoomのURLをお送りします。 |
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概要: |
ADC・DACはアナログLSIの重要分野です。 特にDelta Sigma方式は、これまで多様なアーキテクチャ提案と性能革新が継続され、 学会・産業界共に、世界中のエンジニアが性能を競ってきた分野です。 この講演では1988年の4次1bit型ΔΣADC発表以降、 Digital Hi-Fi AudioのADC,DACを主導してきたアーキテクチャ開発の歴史を紹介します。 また、通信用途での広帯域ADCへのトライアル状況(2011年末時点)も紹介します。 アーキテクチャは、その用途・時代(製造プロセス考慮)に最適なものを考案すれば、 既存の競争を一気に凌駕可能な重要アイテムです。 一分野の歴史から考え方の流れを理解しておけば、 将来の別分野での研究開発にも、きっと役立つものと信じます。 この講演は、群馬大学大学院での「計測制御工学特論」を兼ねています。 |