講演会詳細


群馬大学アナログ集積回路研究会


題目: 「位置センサの基礎」
講師: 飯野俊雄先生(工業所有権協力センター)
日時: 2021年12月21日(火)16:00-17:30
場所: インターネット配信。
聴講を希望される方はこちらにご入力ください。ZoomのURLが自動送信されます。【終了しました】
概要: 本講座の5回の概要をご説明します。

最初の「センサから見たIoT」回では、導入として近年話題になっているIoTとセンサの密接な関わりについて講義をします。
次回以降はIoTとの関連を考慮しながら各種センサの動作原理を中心にして講義を行い、
主要なセンサについて理解を深めていただきたいと考えています。

「磁気センサの基礎」では、センサの悩ましさ(=様々なセンサに共通している理想と現実のギャップ)から出発して、
その具体例として各種磁気センサの解説をしていきます。
そして現在の磁気センサの到達点とこれからの方向性についてお話をします。

「光センサの基礎」では、基本となる量子型光センサの動作原理から出発して、
コロナウイルス対策で光センサがどのように役立っているのか、
自動運転で使用されるLiDAR、
スマホのカメラを通じて日常生活に不可欠となっている画像センサについてお話をしていきます。

「位置センサの基礎」、「流量センサの基礎」では、
センサの解説とともに、講師の実体験に基づいたセンサ開発の方法論とその課題、センサとIoTとの関係についてお話をします。


題目:位置センサの基礎
内容:
1. ロータリエンコーダとは?
2. 角度の国家標準とは?
3. 光学式エンコーダ
 (ア) インクリメンタル方式
    回転方向判別
    高分解能化
 (イ) アブソリュート方式
    絶対角度の検出
    簡単なようで実は難しい回転数検出
 (ウ) 通信機能とIoT
 (エ) エンコーダ開発の実際
 (オ) M系列信号の応用
4.磁気式エンコーダ
 (ア) インクリメンタル方式
 (イ) アブソリュート方式
    レゾルバ
    磁気式アブソリュート方式

資料は聴講をお申込み頂いた方のみにご案内させて頂きました。





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